先日のお客様(60代女性)は長年の体の不調で来院された。
上記の症状がもう何十年も慢性的に続いており、いろんな治療法を探されたようです。
現在では月に何度か行きつけの治療院で2時間の整体を受けており、つい先日も受けたばかりだが、
あまり良くならなかったという事で来院された。
その不調はは15年前からのものだし、体の不調はそのずっと前からとの事。特にスポーツなどされていないので体の不調の方に原因があり、すべり症その他を起こしているのではと考える。
が、あくまでそれは左脳的思考の推測であり、症状にとらわれていては原因はつかめない。
この方のように、原因のわからない全身的な不調を不定愁訴という。
この不定愁訴を抱える方は何十万人単位で存在する、いや何百万か?
現代の医学では解明できず、お困りの方がとにかく多いのだと思う。
というよりあきらめてしまっているといった方が良いと思う。
こんな時こそ、CSの出番であり、CSで全身をこすれば痛みのある個所=原因が見えてくる
ただそれでは小一時間かかってしまうので、右脳的診断を大切にしている。
要は直観、いつもパッと見て、施術ポイントを決める。
盲腸から上行結腸、肝臓のラインが気になった。
だが、あまりに直観を信じるのは危険なので、検証の為足から施術を始める。
腰痛持ちの方なら、足や太ももに反応が出ても良いものだが全くでない。
医者からすべり症と言われている腰椎4番あたりすら出ない。
仰向けになって、やはり肝臓の方で固いところがあり、痛がられた。
そして、みぞおちの方に痛みが移動した。
ここです。
お客様もそんな感じの納得の反応をしている。
いつもそのあたりに違和感を感じてはいたのだ。
だが腰痛や背中の痛みがひどいので、忘れていたのだ。
みぞおちにCSを深く潜らせ集中的に施術する。
お客様は施術後、前と全く違って顔色が変わり、表情が明るくなっていた。
そしてお客様は今までの治療巡りをしゃべりはじめ止まらなくなった。
今までたまっていたものが解放されたときだった。